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Salesforce と連携する

2週間以上前に更新

概要

Salesforce と amptalk を連携すると、以下のような事ができるようになります。

  • 会議や通話の記録を Salesforce に自動で出力する

    • amptalk でコールの解析が完了すると、コール内容を Salesforce の[ToDo]もしくは[行動]に自動で出力します

    • 手動でも ToDo を新規で出力したり、紐付け先の変更も amptalk から行えます

  • Salesforce の顧客情報を amptalk のコール情報に反映する

    • コール一覧ページで、コール名や会社名・商談フェーズ等に Salesforce の情報が反映され、コールの検索性が高くなります

    • コール一覧ページで、会社名をクリックすると、会社ごとのコールをまとめて表示できます

  • Salesforce のレポート機能を利用し、多角的にコールの分析や集計を行い営業活動に活かす

自動で amptalk のコール内容を Salesforce に出力するための準備

amptalk が Salesforce にコールの内容を残したり、 amptalk 内のコールに会社名等の顧客情報を自動で反映させるには、下記の条件を満たしている必要があります。

  1. amptalk と Salesforce を連携をしている

  2. amptalk と録画ツールを連携している

  3. amptalk が会議や通話相手のメールアドレスや電話番号を取得でき、検索キーとして利用できる

Salesforce の 顧客情報を検索するための検索キーとは

  • ミーティング/会議の場合、 amptalk はメールアドレスを検索キーに利用します

  • 通話の場合、 amptalk は電話番号を検索キーに利用します


Salesforce を amptalk に連携する方法

Salesforce と amptalk の連携は、 amptalk のユーザーごとに連携の操作を行います

グループ管理者などが代表しての一括連携はできませんのでご留意ください。

対象:グループ管理者、一般アカウント

連携手順

  1. amptalk 設定>連携 を開き、Salesforce の「連携」ボタンをclickします

  2. Salesforce アカウントにログインする画面が表示されたら、アカウント認証を行い、連携完了です
    連携が完了すると、どの Salesforce 環境と連携しているかが連携ページに表示されます

連携は以上で完了です。

続いて、必要に応じて下記の設定をご確認ください。

    • ToDo もしくは行動、どちらにレコードを作成するかを決める設定

    • 対象|グループ管理者

    • Salesforce のどこに amptalk の ログを残すかを決める設定

    • 対象|一般、グループ管理者

    • amptalk のログを紐付けるレコードを限定するための設定

    • 対象|グループ管理者

    • ログに記載するコールの要素(書き起こし/参加者など)を決める設定

    • 対象|グループ管理者


各設定

[出力先レコード設定]

​対象|グループ管理者

amptalk がコール内容を Salesforce に出力する時、出力先を[ToDo]か[行動]かどちらかを選択できます。グループ管理者が設定した内容は、 amptalk 内の全ユーザーに適応されます。

どちらか迷う場合は、下記をご参考ください。

  • 架電などカレンダー登録をしていない予定が多い場合は、 ToDo

    • Zoom Phone 、Dialpad、その他通話

  • カレンダーで管理している予定が多い場合は、行動

    • オンライン会議、 amptalk の商談録音

  • [ToDo]に出力する時の特徴

    • 完了した ToDo として出力されます

    • Zoom Phone の利用がある場合

      • Zoom Phone が Salesforce に残すログは ToDo の形式です

      • レコードの種類を統一したい場合や、 amptalk と Zoom Phone のログを統合したい等がある時は ToDo が向いています

  • [行動]に出力する時の特徴

    • 会議に社内メンバーの同席者がいる場合、その人が Salesforce アカウントをもっていれば[被召集者]の欄に複数名が記録されます

      • 社内メンバーで誰が案件に関わていたかのふり返りや、誰がどの人とどれ位の接点をもっているかといった分析などに役立つ機能です

    • [被招集者]が複数名いる場合、行動レコードは人数分自動作成されます

      • こちらは Salesforce の仕様のため回避できかねます

      • 人数分の行動レコードは作成されるものの、商談や取引先責任者の画面では1つのレコードだけが表示されます

        • レポート作成時などにデータが重複してカウントされることを回避する場合、コールのURLをキーに、レコードをグルーピングする等でご対応ください

          • 方法|活動オブジェクトに[amptalk_URL__c]という項目名のフィールドを追加すると、解析完了時に自動でコールのURLが amptalk から転記され、ユニークな値としてレコードをグルーピングできます


[ロジック設定]

​対象|一般、グループ管理者

amptalk が生成した コールログ( ToDo ) は、標準オブジェクトの[ 取引先責任者 / 取引先 / 商談 / リード ]に自動で紐付けが可能です。どのオブジェクトに紐付けるかを [出力ロジック]で選択します。ユーザーごとに設定、もしくはグループ管理者による一括設定が可能です。
​顧客情報とログの紐付けに使われる検索キーは、顧客のメールアドレス・電話番号です。

出力ロジックは4種類

ToDo の出力ロジックは以下の4種類です。ユーザーごとに1つ選択するか、グループ管理者にてユーザー全員に適応することができます。

ロジックによっては、会議か電話かによって、顧客情報へのログの紐付き方が異なる場合があります。

出力ロジックの詳細は 各出力ロジックの詳細 をご覧ください。

設定方法

  1. [ 新規レコード作成設定]タブ> [ロジック設定]で、4つの設定から1つを選択します ​

  2. 保存をクリックし完了です

    1. グループ管理者が保存をクリックすると、設定範囲の選択画面が表示され、[自分のみ] or [ユーザー全員]より選択できます


各出力ロジックの詳細

【取引先を使う方向け】の詳細

検索キー(メールアドレス・電話番号)をもとに、「取引先責任者」 「取引先」 「商談」 「リード」の順で Salesforce 内に合致する顧客情報があるかを検索し、みつかれば ToDo に紐付けます。電話と会議でログの紐付き方が異なります。

電話の場合

  • 「取引先責任者」が見つかれば、関連する「取引先」、「商談」のすべてに紐付きます

    • 「取引先責任者」が見つからず、「取引先」で見つかれば、取引先に紐付きます

      • 「取引先」が見つからず、「リード」が見つかればリードに紐付きます

        • 「リード」にも見つからない場合、どこにも紐付かず[関連先/名前]が空欄の ToDo が Salesforce に出力されます

会議の場合

  • 「取引先責任者」が見つかれば、関連する「取引先」、「商談」のすべてに紐付きます

    • 「取引先責任者」が見つからない場合、「取引先」の検索はスキップされます

      (標準の取引先オブジェクトが、メールアドレスの情報をもたないため)

      • 「リード」が見つかればリードに紐付きます

        • 「リード」で見つからない場合、どこにも紐付かず[関連先/名前]が空欄の ToDo が Salesforce に出力されます


【取引先を使わない方向け】の詳細

検索キー(メールアドレス・電話番号)をもとに、「取引先責任者」、「リード」の順番で検索します。

電話でも会議でも、ログの紐付き方は同じです。

電話/会議で共通のロジック

  • 「取引先責任者」が見つかれば、関連する「取引先」と「商談」にも紐つきます

    • 「取引先責任者」が見つからない場合、「リード」が見つかればリードに紐付きます

      • 「リード」が見つからない場合、どこにも紐付かず[関連先/名前]が空欄の ToDo が Salesforce に出力されます


【商談を使わない方向け】の詳細

検索キー(メールアドレス・電話番号)をもとに、「取引先責任者」 「取引先」 「リード」の順で Salesforce 内に合致する顧客情報があるかを検索し、みつかれば ToDo に紐付けます。

電話と会議でログの紐付き方が異なります。

電話の場合

  • 「取引先責任者」が見つかれば、関連する「取引先」にも紐付きます

    • 「取引先責任者」が見つからず、「取引先」で見つかれば、取引先にのみ紐付きます

      • 「取引先」で見つからない場合、「リード」でみつかればリードに紐付きます

        • 「リード」が見つからない場合、どこにも紐付かず[関連先/名前]が空欄の ToDo が Salesforce に出力されます

会議の場合

  • 「取引先責任者」が見つかれば、関連する「取引先」にも紐付きます

    • 「取引先責任者」が見つからない場合、「リード」でみつかればリードに紐付きます

      • 「リード」が見つからない場合、どこにも紐付かず[関連先/名前]が空欄の ToDo が Salesforce に出力されます


【リードのみを使用する方向け】の詳細

検索キー(メールアドレス・電話番号)をもとに、「リード」を検索します。

電話でも会議でも、ログの紐付き方は同じです。

電話/会議で共通のロジック

  • 「リード」が見つかれば紐付きます

    • 「リード」が見つからない場合、何にも紐つかない ToDo が Salesforce に生成されます

ToDo を紐付けるオブジェクトに関する よくある質問

  1. 会議に複数人の取引先責任者がいる場合のログの紐付き

    • 取得したメールアドレスをアルファベット順に並べて、一番最初の人にログが紐付きます

  2. 商談が複数ある場合、商談の完了予定日が、最も現在に近い未来の商談にログが紐付きます

  3. 1人の取引先責任者に商談が複数紐づいている場合、取引責任者の所属する取引先にある 「完了日が今に一番近い商談」 に紐づきます。


[出力条件]

[出力条件]は、 ToDo を紐付ける商談の[レコードタイプ]や商談フェーズを限定する設定が可能です。設定は、amptalk のグループ管理者のみが変更でき、グループ内の全ユーザに適用されます。


レコードタイプ

  • カスタムレコードタイプを利用している場合

    • 表示されているレコードタイプの中から、 amptalk のログを紐付けるレコードタイプを選択します​

  • カスタムレコードタイプを利用していない場合

    • 設定はご不要です。「紐付けされる商談のレコードタイプを制限する」はチェックせず空欄のままにしてください

フェーズ

  • 「クローズした商談は紐付け対象から除く」を選択すると、クローズした商談に amptalk のコールログ( ToDo )が紐付かないようになります


[出力内容設定]

コールログ( ToDo )に、 amptalk から出力する内容を選択する設定です。

設定方法

  • この設定はグループ管理者が行い、ユーザー全員に適応されます

  • 参考者・チャットテキスト・商談メモ・議事録・書き起こし、から Salesforce に出力したい項目を選択し、チェックボックスにチェックをし完了です

  • デフォルト値は全選択になっています


その他

手動で amptalk のコールに Salesforce の顧客情報を紐付ける

手動で amptalk のコールに Salesforce の顧客情報を紐付けると、 amptalk のコールにはSalesforce から会社名や商談フェーズ等が反映され、 Salesforce 側には amptalk が生成する ToDo が新規で出力されます。


「商談録音」をアップロードする際にコールとSalesforce の顧客情報を紐付ける


よくある質問

Q:Salesforce と amptalk を連携できない/エラーが表示されます
​A:Salesforce と amptalk が連携できない、エラーが出るとき をご参照ください。

Q: Salesforce と amptalk を連携しています。ミーティングに複数人の参加者がいた場合、 Salesforce 上で amptalk のログが出力されるのは、どの取引先責任者になりますか?

A:ミーティングに複数人の取引先責任者が参加していた場合、録画ツールや連携カレンダーから取得したメールアドレスをアルファベット順に並び替えて、CRM内を検索し、最初に見つかった人物にログが紐つきます。

Q: Salesforce で、取引先責任者/取引先責任者に紐付く商談が複数ある場合、どの商談に amptalk のログは紐付きますか?

A:商談の完了予定日が、最も現在に近い未来の商談にログが紐付きます。

Q: Salesforce に完了予定日が同じ商談が複数ある場合、どの商談に amptalk のログは紐付きますか?

A:商談の「作成日」が一番新しい商談に紐付きます。

Q:1人の取引先責任者に複数の商談が紐づいている場合、どの商談に紐づきますか?

A:取引責任者の所属する取引先にある「完了日が今に一番近い商談」に紐づきます。amptalkのロジック上、商談は取引先責任者単位ではなく、取引先単位で見ております。

Q:カスタムオブジェクトに amptalk からコールログを出力することは可能ですか?

A:コールログの出力設定で「ToDo の新規作成設定」を利用している場合、標準オブジェクトのみが出力対象です。例外として、 ChatGPT 議事録を利用している場合には、「上書き設定」から、議事録項目をカスタムオブジェクトに出力できます。

Q:コールを手動で Salesforce の顧客情報に紐付けたいのです。 Salesforce と amptalk を連携しているのに Salesforce アイコンがコールに表示されていません。なぜですか?

A:Salesforce に手動で紐付けできるコールは、「自身がホストのコールのみ」となります。そのため、他のユーザーがホストのコールに関しては Salesforce アイコンが表示されない仕様となっています。

Q:コール視聴画面で、CRMボタンをclickしましたが、 Salesforce の ToDo が見れません

A:CRMボタンをclickしても ToDo が見れない場合、下記が考えられます。

  1. 該当の ToDo が Salesforce のどのオブジェクトにも紐付いていない

    1. amptalk と Salesforce の連携ができているか、ご確認ください

    2. 手動でコールと Salesforce 情報の紐付けをおこない、改善するかご確認ください

  2. Salesforce の入力規則などの影響で ToDo が正常に作成できていない

    1. Salesforce のシステム管理者に、入力規則があるかをご確認ください

  3. ToDo を消すフローが Salesforce に設定されている

    1. Salesforce のシステム管理者に、 ToDo を自動削除するフローがあるかをご確認ください

Q: Google Calendar で作成した Zoom Meetings のコールに、 amptalk 上でカレンダーのイベント名(タイトル)が表示されせん。「Google Calendar Meeting (not synced)」と表示されます

A:ブラウザが Chrome の場合、Chrome の仕様が影響している可能性があります。拡張機能で Zoom Chrome Extension をインストールしてください。カレンダー上からイベントを作成する時に、「make it a zoom meeting」を click してミーティング URL を発行すると、イベント名が amptalk のコール名として反映される可能性があります。

Q:コール一覧画面で、手動でコールと Salesforce との連携を行う時に、「 ToDo を新規作成する」トグルをオンにして、取引先/商談を選ぼうとすると、目的の取引先/商談が見つかりません

A: コールとSalesforce 情報の手動紐付けの画面で、取引先/商談のプルダウンに目的の紐付け先が表示されない場合は、プルダウンにキーワードを入力すると候補が表示されます。

この時、 Salesforce に登録の取引先/商談名称と表記が異なると検知されませんので、半角/全角/かな/大文字/小文字の表記をできるだけ Salesforce 側の情報に合わせて入力ください。

Q:グループ管理者です。出力ロジックの一括設定はどこからできますか?

A:グループ管理者の場合、出力ロジックを選択して[保存]をclickすると、[反映範囲を指定して保存する]画面が表示されます。ここで、[すべてのユーザー]を選択してください。現仕様では、チーム毎に設定を変えることはできかねます。 一般アカウントの方はご自身の出力先ロジックのみを変更可能です。


Q:コールの解析が終わると、どこにも紐付かない ToDo が Salesforce に出力されます。なぜですか?顧客情報にひもつけたいです

A: どこにも紐付かない ToDo が生成される要因には、 ToDo と顧客情報を紐付けるための情報であるメールアドレス/電話番号が amptalk 側で取得できていない可能性があります。対処方法は、録画ツールごとに異なるため、○○を参照してください。

尚、どこにも紐付かない ToDo は、ご自身と Salesforce のシステム管理者やご自身より上位の権限を持つ人にのみ表示されます。すでに生成されてしまった ToDo は、手動で紐付け先を修正いただけます。参照:amptalk のコールに Salesforce の顧客情報を手動で紐付ける方法

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